新潟市におけるIoT技術を活用した登下校子ども見守り事業の社会実証の実施について

  • プレスリリース
2023.03.20

東北電力フロンティア株式会社(本店:宮城県仙台市、取締役社長:岡信 愼一、以下 当社 )は、2023年4月より、新潟市において、IoT技術を活用した登下校子ども見守り事業(以下 本登下校子ども見守り事業)の社会実証を開始します。
当社は、本日、IoT技術を活用した見守りサービスを展開する株式会社otta(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:山本 文和、以下 otta)とともに、新潟市(新潟市長:中原 八一)と「IoT技術を活用した登下校子ども見守り事業の社会実証に関する連携協定書」を締結し、新潟市の協力のもと、社会実証を実施してまいります。

登下校子ども見守り事業は、当社およびottaが無償で配布するビーコン(電波受発信器)を搭載した見守り端末を持つ子どもの位置情報を、万が一の際に警察が位置情報の履歴を確認し、捜索の手助けとすることができるものです。また、有料オプションをご契約された保護者は、スマートフォンやパソコンで子どもの位置情報を把握することができるほか、予め登録した見守りスポット付近を対象者が通過した際に、位置情報を専用アプリやメールで通知を受けることができます。

対象エリア内の通学路上に見守りスポットを整備することはもとより、「見守り人アプリ(無料)」をスマートフォンにインストールした地域の方ご自身が対象者とすれ違うことでも位置情報をキャッチできるため、“地域一体での見守り”を行うことができます。

<協定の目的>
新潟市西区における安心安全な登下校環境の構築を推進することを目的とした、子ども見守り環境づくりの協働実施

<役割分担>
新潟市の役割
・本事業に関する啓発活動
・本事業に関する見守り環境の整備への協力
事業者の役割
・本事業の実施主体(本事業の提供、運営業務、見守り環境の整備)
・本事業に関する啓発活動(東北電力グループと連携)

本社会実証は、2023年4月から新潟市西区の3つの小学校(小針小学校、青山小学校、東青山小学校)で開始し、安全・安心な登下校環境の構築とその効果について検証しながら、新潟市内における導入拡大を目指してまいります。

当社は、本登下校子ども見守り事業の社会実証を通じて、地域に住む方々の快適・安全・安心な暮らしを支え、新潟市が掲げる『安心して子どもを産み、育てられる新潟』に貢献するとともに、東北電力グループ中長期ビジョン「よりそうnext」に掲げる「東北発の新たな時代のスマート社会の実現に貢献し、社会の持続的発展とともに成長する企業グループ」の実現を目指してまいります。

以 上

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