雷電様の清水
ブランド名「ライディーン」の由来は、仕込み水である南魚沼の名水「雷電様の清水」。
霊峰・八海山より湧き出るこの岩清水は、極軟水で日本酒の仕込み水でもあります。
おいしい水がおいしいお酒をつくるのは、日本酒でもビールでも変わりません。
極軟水でつくられる「ライディーンビール」は、ビアスタイルの特徴を生かしながらもクリアで飲みやすく、様々な料理に合わせやすい味わいに仕上がります。
ビールづくり
猿倉山ビール醸造所に入ると、整然と並ぶピカピカの発酵タンクが目に飛び込んできます。
実は、これらのタンクはリブランディング(旧:八海山泉ビール)以前から25年以上も使用されているとお聞きしてびっくり!
ビールづくりでは、これらのタンクも使って、麦芽やホップなどの素材を見極め、同じクオリティの味わいを保ちながらも、微妙な調整を加えているのだとか。
何年もの年月をかけて培われた技術や経験が、一杯に凝縮される、ビールづくりの奥深さを感じます。
ビアスタイル
ピルスナー・アルト・ヴァイツェン・IPAなど定番のビアスタイル以外にも、限定商品として、様々なビールづくりにも挑戦しています。
例えば、「麹ベルジャンホワイト」は、米麹を発酵素材とする日本酒メーカーならではのユニークなチョイスで、柑橘系のさわやかな香りとスッキリとしたのどごしが魅力的なビール。
しかし、米麹の取り扱いが非常に難しく、着手から2年もの月日を経て商品化までたどり着いた逸品とのこと。
今後のシリーズ化にも期待が高まります!
醸造だけじゃない
醸造所というと、どこか閉鎖的なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、猿倉山ビール醸造所は天井が高く開放的でゆっくりとくつろぐことができます。
出来立てのクラフトビールが楽しめるビアバーでは、醸造所で醸造されたビールをその場で味わえる贅沢な体験ができ、ビールと同じ「雷電様の清水」を使用したパンが並ぶベーカリーやオリジナルグッズ等が購入できるリカーショップも併設されていて、特別な時間が過ごせる空間になっています。
おすすめ
クリアで飲みやすいライディーンビールは、どんな料理にもペアリングできます。例えば、「IPAと雪室熟成ソーセージ」の組み合わせ。特に、ピリッとした辛味が効いたチョリソーと苦味のあるIPAの相性は抜群!
魚沼の景色を眺めながら、出来立てのクラフトビールと焼きたてのソーセージをのんびり楽しむのはいかがでしょうか。もちろん、ショップでビールとソーセージを買って、おうちでじっくり楽しむのもおすすめです。